直接手に触れ、口に触れる箸。
机に並べれば食卓に彩りも与えてくれます。
そんな食卓の彩りや料理の味までを左右する箸。
毎日使うものだから使いやすく、長く使っていけるものが良い…
そんな思いをかなえる橋本幸作漆器店の「輪島うるし箸」。
輪島うるし箸は塗り方の工夫を積み重ね、下地に合成樹脂塗料を使用することによる耐久性と、上塗りに使う天然漆の美しさ・なめらかさで、「使い勝手の良さ」と「口あたりの良さ」を実現しました。
[輪島うるし箸]
地の粉下地を施さず、中塗り、箸の頭等に合成樹脂塗料を使用し、上塗りを天然漆で仕上げたもの。
珪藻土(地の粉)を下地とし、布を張って木地を補強(布着せ)をすることで長持ちしやすい漆製品に。
[乾漆箸]
乾漆箸は、漆塗りの上に乾燥漆を砕いた粉(乾燥粉)を蒔き、さらに漆を塗り重ね、それを研ぎ出したお箸。
手間を重ねて仕上げられたお箸は丈夫ですべりにくく、やわらかい食べ物もしっかり挟むことができます。
お箸が手に馴染む安心感と箸先まで滑りにくく持ちやすい、乾漆箸独特の質感を楽しめる逸品です。
輪島塗といえば堅牢で優美。「癒しの塗料」とも呼ばれる漆はその表面の温もりや肉厚の質感が人々に安らぎを与えてくれます。漆の箸や器に触れるとしっとりと手になじみ、心安らぐ効果があります。
また、描き蒔絵、手彫り沈金、呂色仕上げなどの加飾工程は、すべて熟練の職人の手作業。
一本一本丁寧に仕上げられています。
橋本幸作漆器店のお箸はしっとりとした使い心地ながら、その美しい色味と繊細で華やかな金銀紋様で食卓を華麗に彩ります。